- Venue
- LAPIN ART GALLERY, Tokyo
- Period
- October 25, 2025 — October 29, 2025
AIの台頭で人と機械の境界は滲み、パンデミックを経て昨日までの常識は、今日には全く別の姿を纏って現れる。私はそんな「今」がもつ曖昧さ、自分以外の干渉で揺れ動き続ける「今」そのものを描き留めたい。だから、作品は自分自身の感情や記憶だけで完結させず、音、光、時間、自然、機械──あらゆるものとの照応の中で描いていく。“form(less)” series では、光とノイズで元々のカタチの境界を消し、解体した痕跡から生まれる新たなカタチを写真として写し出す。プロッターと共に描く線画では、音や感情を手がかりに、機械と対話をしながら目に見えない事象を線として描く。人だけでも、機械だけでも、偶然だけでも、完璧だけでもない。対話と照応を重ねて見えてくるそれらの“あいだ”を描くことが、揺れ動く「今」を描くための私なりの「表現」だと信じている。
